風邪のときの薬の飲み方

風邪 予防対策・治し方

風邪をひきやすい季節になりました。風邪の予防、対策、かかってしまった時の治し方について解説します。

風邪のときの薬の飲み方


風邪をひくと、薬のお世話になる、という方がとても多いかと思います。

しかし、薬はでもあるのです。

風邪を治して健康になりたいからこそ、薬の飲み方には注意しないといけません。

風邪で薬を飲むときに注意したいポイントをまとめてみました。


飲んべえは市販の風邪薬を使わない


日ごろから日常的に、かなりお酒を飲んでいる、という方は、風邪薬を飲むときは注意です。

市販の風邪薬にも含まれている解熱剤の「アセトアミノフェン」の代謝物には肝毒性があります。

飲酒習慣のある方は、アルコールを多く代謝するので、本来は薬の分解のために使う、反応系の活性が高いです。

そして、アセトアミノフェン服用後に代謝産物の肝毒性が原因とおもわれる肝不全を起こした例もあるのです

飲酒習慣があるなら、風邪のときは、市販の風邪薬を飲まないようにしましょう。

薬剤の副作用を防止するために、風邪薬や抗生物質を服薬したら、原則として禁酒しましょう。


抗ヒスタミン剤は眠くなる!


市販の風邪薬には抗ヒスタミン剤が含まれています。

風邪による鼻水の量を減らす効果があるとして、パッケージに記載されています。

しかしこの抗ヒスタミン剤には、眠気をもたらす副作用があります。

オフィスで居眠りするくらいならいいですが(よくもないか?)、車を運転するような場合は、抗ヒスタミン剤を含む風邪薬は飲まないようにしましょう。

居眠り運転のもとになってしまいます。


抗生物質はウイルスを倒さない


風邪をひくと、抗生物質を飲まなきゃ! という気になりがちです。

しかしウイルスに対して、抗生物質は無効です。

抗生物質は細菌を倒すためのもので、ウイルスが原因の風邪には意味がないのです。

ただし、細菌のせいで免疫反応の炎症が起きているときは、抗生物質が有効となる場合があります。

ウイルスでもっとも可能性が高い鼻かぜウイルスでは、細菌感染をともなうことが少ないので、抗生物質をいくら飲んでも、風邪治療効果はありません。

ただし子供の場合は、風邪により中耳炎を引き起こしやすいため、中耳炎の原因となる、細菌には抗生物質が効果的となります。

中耳炎を併発してしまったときは、抗生物質に効果があります。


抗生物質は咳が続くときに飲むと効果あり


ウイルス性の風の場合、1週間程度で熱はおさまります。

しかし風邪の症状のうちで、咳は数週間、続く場合があります。

これは、ウイルス性ではなく、細菌の一種であるマイコプラズマ肺炎の可能性あります

マイコプラズマ肺炎の場合、抗生物質が効果を発揮します。


しかし、咳が続いたからと、以前処方された飲み残しの抗生物質を服用するのはいけません。

マイコプラズマ肺炎に有効な抗生物質は限定されているので、それに合った抗生物質を飲まなければいけないのです


あまりに咳が長引くときは、肺炎や百日咳などの違う病気を疑う必要もあるでしょう。

気になるときは、医療機関に相談することをおすすめします。


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